舞妓ツアー
以前私の誕生日に 新世界ツアーを企画招待してくれたお友達の
お返しバースデイツアーに行って来ました。
彼女は色んな場所や美味しいものをよく知っているので
今まで経験したことがない事をと思い 色々と考えました。
桜の綺麗なこの時期に京都は小旅行気分でもりあがりそうです。
京都と言えば舞妓はん!
2人で白塗りをしてお着物来て一日舞妓体験というのはどうだろう??
想像してみたけれど ちょっと無理がある・・・
やったみたいのは山々ですが小さな頃から
人に迷惑をかけることはしてはいけませんと育ちました。
ここは潔くあきらめ 本物の舞妓はんを観にいく!
京都演舞場で毎年春に催される「都をどり」を観に行くという
京都舞妓はんツアーを計画しました。
まずは腹ごしらえ
家族がもともと京都の出身で よく小さい頃おばあに連れられ
夏にはどじょう鍋を食べに来ていたという 地元の鰻屋さんで
錦糸卵たっぷりの舞妓丼と呼ばれる鰻丼とビールにはじまりました。
鰻がふわふわでおいしゅうございました。
そこからブラブラ河原町筋通りを上り八坂さんへ
お花見客の為に沢山の縁日が出ていました
屋台をみるとやたらテンションあがります!
八坂神社でお参りを済ませ円山公園へ
すぐ近所のお寺に20年以上お墓参りに通っていても
ニュース以外で桜が咲いているのを 観たことがなかったのです。
まだとても寒い中桜も7分咲き
公園の奥の方のマイナーなしだれ桜もなかなか美しかったです。
ちょっといっぱいひっかけていく?と桜の下でまた一杯
飲む事と食べる事に目がない 中身がおっさんの二人は
途中で買ったまめせんべいをぼりぼり食べながら ワンカップ熱燗でいい気分!
花見小路までブラブラお散歩していよいよメインの「都をどり」です
沢山のバスツアーがやってきていました
今はアジアの外国人の方たちが多いですね。
まさしくザ・ニッポンです。
踊りの前に舞妓はんがお抹茶を立ててくれはります。
とらやのおまんじゅうを食べてお茶をいただきました。
お皿はお土産で持って帰れるのです。
昔祖母が通っていたので うちにはこのお皿が何十枚とあります。
お茶席を待つ間お庭に出て写真撮影
こんな都会にこんな広いお庭があるのかとびっくりです。
そしていよいよ 都をどりの観賞です。
「よ~いやさぁ~」の掛け声とともに
沢山の舞妓はん達が美しい衣装で現れ京都の四季を踊ります。
たまたま隣にすわった方がたぶんお茶屋のお母さんか元芸妓はんで
しゃべってはるの聞き耳をたてていると
舞妓はん達の衣装は毎日終わったら次の日に着る舞妓はんのところへ
男衆が持っていくそうです。最後の方は衣装もボロボロになるそうです。
舞妓はんは4交代制で今日の笛の子は上手どすわ~と感心されておりました。
芸妓はんの中でも特に艶っぽい踊りの優雅な方やなと思っていたら
お隣さんによるとかの有名な佳つ乃さんらしいです。
最後は櫻づくしの華やかで優美な幕でした。
おどりや歌いなど 専門的な知識は全くありませんが
きらびやかで美しいものはホント心癒されます。
本来ならその後 お座敷で芸妓遊びでもしてみたいところですが
何分えせセレブ・・・
夕方5時をすぎると魔法はとけて・・・
晩御飯ごしらえが待っているのでした。
でもいつかは やってみたいな
自分で稼いだお金で 芸妓あそび!
やっぱり こころはおっさんどす~!
by acute-97 | 2012-04-12 00:40 | お出かけ